皆様、こんにちは!
iyouコンサルオフィス広島の中岡です。
皆さんは、質素な暮らしぶりから「世界一貧しい大統領」として知られた南米ウルグアイのムヒカ元大統領をご存知でしょうか?
iyouコンサルオフィス広島の中岡です。
皆さんは、質素な暮らしぶりから「世界一貧しい大統領」として知られた南米ウルグアイのムヒカ元大統領をご存知でしょうか?
という私もそこまで詳しく知っていたわけではありませんが、この度89歳でお亡くなりになられたというニュースで、人となりを知りました。
幼い頃に父を亡くし、貧しい家庭で育ったムヒカ氏は、1960年代に左翼ゲリラ組織を設立し、「富裕層が持つ金を貧困層に分け与えるため」として銀行も襲撃。
幼い頃に父を亡くし、貧しい家庭で育ったムヒカ氏は、1960年代に左翼ゲリラ組織を設立し、「富裕層が持つ金を貧困層に分け与えるため」として銀行も襲撃。
当時の軍事独裁政権の打倒を目指して武装闘争を続け、その間、6回も銃弾を浴び、一時はひん死の状態になったこともあったそう。
また、4回逮捕されて拷問にさらされ、水も与えられない独房の中で自らの尿を飲んで命を繋ぐという過酷な体験もされたという元大統領。
そんなムヒカ氏が何故「貧しい大統領」と呼ばれるようになったのかというと、大統領時代もシンプルな生活を貫くため、みずからの給与や年金の大部分は、自宅近くの農学校の建設のために寄付し、知人からもらったフォルクスワーゲンの1986年型ビートルを大事に乗り続け、1日に3時間から4時間、畑を耕し農場での生活を続けたことで、大統領になってからも貧しいままだったことから「世界一貧しい大統領」と呼ばれるようになったようです。
そんなムヒカ氏が何故「貧しい大統領」と呼ばれるようになったのかというと、大統領時代もシンプルな生活を貫くため、みずからの給与や年金の大部分は、自宅近くの農学校の建設のために寄付し、知人からもらったフォルクスワーゲンの1986年型ビートルを大事に乗り続け、1日に3時間から4時間、畑を耕し農場での生活を続けたことで、大統領になってからも貧しいままだったことから「世界一貧しい大統領」と呼ばれるようになったようです。
大統領になることで得られる富よりも、大事なものがムヒカ氏にはあったのかもしれません。
お金という概念からは、かけ離れた考えの持ち主ということでしょう。
彼は生前、若者に
彼は生前、若者に
「小さなスマホを持って抽象的な虚構の世界を生き、新しい物を買うためだけにぼんやりと生きることもできます。
あるいは、情熱という自分の人生に満足感を与えるもののために生きることもできます。
科学や研究、スポーツ、さまざまな分野で挑戦ができます。
文章を書くことも、絵を描くこともできます。
これだということを何かひとつ持つのです。
働いて、働いて、年を取るまで一心不乱に働くことだけを続けたら、最後に大きな疑問が生じます。
『私の人生は何だったの?』と…何よりも生きるための大義名分を見つけることが大切なのです」
という言葉を送っています。
これからの人生、一生懸命生きることも、ダラダラ生きることも、何かに挑戦することも、何でも自分で選択できます。
これからの人生、一生懸命生きることも、ダラダラ生きることも、何かに挑戦することも、何でも自分で選択できます。
だからこそ、ただ、がむしゃらに働き、お金を稼ぐためだけの人生にはしないで欲しい。
お金だけが人生じゃない!ということを伝えたかったのではないでしょうか。
その言葉を聞いたとき、私の頭をよぎったのは、最近よく耳にする「ゼロで死ね」というビル・パーキンスさんの『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』という本でした。
その言葉を聞いたとき、私の頭をよぎったのは、最近よく耳にする「ゼロで死ね」というビル・パーキンスさんの『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』という本でした。
それは人生の終わりには資産ゼロで死を迎える方が幸せであり「使い道のないお金は無意味だ」「お金は生きているうちに有効に使い、死ぬときにはゼロになっているのがもっとも有意義な人生だ」と語りかけています。
そこで、「お金(国家が紙に印刷した信用状)」というものに支配されることのない人生を送って来られた「ムヒカ氏」と、お金に支配された人の終わりを語った「ビル・パーキンスさん」の言葉は程遠いように聞こえますが、ムヒカ氏も過去に
そこで、「お金(国家が紙に印刷した信用状)」というものに支配されることのない人生を送って来られた「ムヒカ氏」と、お金に支配された人の終わりを語った「ビル・パーキンスさん」の言葉は程遠いように聞こえますが、ムヒカ氏も過去に
「モノを買うとき、人はお金で買っているように思うだろう。
でも違うのだ。
そのお金を稼ぐために働いた、『人生』という時間で買っているのだよ。
生きていくには働かないといけない。
でも働くだけの人生でもいけない。
ちゃんと生きることが大切なのだ。
たくさん買い物をした引き換えに、人生の残り時間がなくなってしまっては元も子もないだろう。
簡素に生きていれば人は自由なのだよ」
と…このように二人の言葉は自分の生き方を信じ、全うすることの方が、お金に支配される人生よりはるかに幸せだということを違う角度から発信しているように感じました。
人とのつながり、自由な時間、健康、家族、自分自身…人それぞれ、大切にしたいものが違うと思います。
人とのつながり、自由な時間、健康、家族、自分自身…人それぞれ、大切にしたいものが違うと思います。
自分の大切にしたいものに、時間をかけて費やしてきたお金を使うことができれば、幸せを感じることができる。
生きているうちに、生きたお金を使うことができれば、幸せに繋がる!ということなのでしょう。
私もお金は使ってから初めて価値が上がると思っています。
私もお金は使ってから初めて価値が上がると思っています。
お金を持っては死ねません。
時間をかけて『増やしてきた』資産を切り崩し、いつか『使う』という資産に変えていかなければ、お金もただの紙切れになってしまいます。
いつ、どのタイミングで切り崩すのかを決めることができてさえいれば、先の不安もなくなります。
手前味噌ですが…お客様のそのタイミングに携われることに喜びを感じている私は『生きるために働き、ただ「お金」を稼ぐためだけの人生にはなっていない!』と自信を持って言えます。
手前味噌ですが…お客様のそのタイミングに携われることに喜びを感じている私は『生きるために働き、ただ「お金」を稼ぐためだけの人生にはなっていない!』と自信を持って言えます。