皆様、こんにちは!
iyouコンサルオフィス広島の中岡です。最近は少し、暖かくなり、過ごしやすい季節になってきました。
そして、4月はまっさらなスーツを着て上司に連れられ、歩く新入社員の姿をよく見かけます。
希望を胸に就職活動をし、会社を選んだのだろうな~と思いますが、その裏で、すぐ退職を希望する新入社員も多いとか…そこで、今日は退職の手伝いを代行する「退職代行サービス」について少し書いてみたいと思います。
退職代行サービスとは、従業員に代わって会社に退職の意思を伝えるサービスのこと。
退職を伝えにくい状況や、退職手続きを迅速に進めたい場合に利用されます。
確かに会社に辞めたいという意志を伝えることは、シンプルに見えて、ものすごくハードルが高い選択です。
「上司が怖い」「人手不足で言い出しにくい」「引き止められるのが面倒」…勿論、私も身体を壊してまで、仕事をする必要はない!と、転職をしたことはあります。
が、退職理由を自分の口で伝えないというのはいかがなものか…と、思うのは考えが古いのでしょうか?笑
まず、退職代行サービスを使った人は、
① 「もう行かなくていい」の安心感。
② 時間と体力の回復で、人生の立て直しができる。
③ 新しい仕事・生き方の可能性のチャンス。
④ 人間関係のリセット・解放。
⑤ 自分の意思を貫くという、自己肯定感。
等を、手に入れることができるといいます。
退職により、前に進むことができると晴れ晴れするのでしょうか…辞めたからこそ得られる気持ち。
あのまま無理して働き続けていたら、体調を崩し、取り返しのつかないことになっていたかもしれず、“自分らしく生きる”という前向きな気持ちを取り戻せるのかもしれません。
確かに、働き方も今と昔では違い、残業一つとっても、昭和は「やる気の証」令和は「定時で帰って当然」。
飲み会も今ではコミュニケーションの場ではなくなってきています。
転職することは、根性がないと思われていた昭和、今はキャリアアップの一環です。
このような世代ギャップを思えば、退職代行があることで自分を守ることができることはとても重要なことかもしれません。
最近聞いた話ですが、昭和世代の人に「1000円未満は?」と聞くと、970円ぐらいだと答えますが、若い人は、1000円より少し多めの金額を答えるそうです。
時間でいえば、昭和世代に「15時10分前は?」の答えは14時50分なのですが、若者の答えは15時10分の前(15時8分ぐらい)になるそうです。
このように、世代ごとに当たり前だと認識していることが、当たり前ではないとすれば、価値観は違って当然なのでしょう。
大事なのは「すり合わせ」。
どの世代も、それぞれの時代背景を背負って歩んできた結果、価値観に違いがあるのは自然なこと。
大事なのは、「正しさ」ではなく「理解」ということなのでしょうか。
終身雇用が約束された昭和世代の「石の上にも三年!」というのも、今の時代では有り得ない考えになります。
健康でなければお金があっても楽しめない。
自分のペースで、自由に使える時間が大事。
自分らしくいられるということに重きをおく人が増えている今の時代、仕事も多様性…お金に関する価値観も違って当然のことかもしれませんね。