物価高の今、“断捨離”で家計を守る

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皆様、こんにちは!
iyouコンサルオフィス広島の中岡です。

皆さんは、最近、スーパーで買い物をしていて「えっ、こんなに値段が上がってるの?」と驚くことはありませんか?
私は「値段は変わっていないから…」と思い、いつものように食材を買って帰ったら、明らかに量が少なく、人数分作れず、愕然としたことがありました。
消費者が気づきにくいように実質的な値上げを行う「ステルス値上げ」というものです。

肉、野菜、その他もろもろ…日常的に買うものほど値上がりを実感しやすく、光熱費も重なって家計にじわじわと響いてきています。
私自身もレシートを眺めながら「節約しなきゃ」と思うのですが、値上げの波から完全に逃れるのは難しいのが現実です。

そんな中で私が今、何ができるかと考えたのが“断捨離”です。
「断捨離?」と思われるかもしれませんが、実は家計に大きなつながりがあります。

押し入れの奥で眠っている洋服や使わない物は、フリマアプリやリサイクルショップに出すと、思わぬ臨時収入になります。
私もつい最近、数年着ていなかった服をまとめてリサイクルショップに持って行ったら、その中の昔のスーツが数千円になり、思わぬ臨時収入になりました。
 “ゴミ(不要品)”だと思っていたものをお金に換えることができたということになります。

そして、服を持ちすぎると、収納ケースやタンスを買い足す必要が出てきます。
それに服が増えればクリーニング代もかかります。
断捨離は単に「片づけ」ではなく、全体的なコストを下げる家計対策でもあるのです。

更に、モノが多いと、何を持っているか把握できず「また同じ物を買ってしまった」という失敗が起きがちではありませんか?
逆に、スッキリした空間だと必要なものが一目で分かり、「あるもので工夫しよう」という意識が働きます
特に冷蔵庫の中をスッキリさせておけば、何の食材があるかがすぐ確認できるため、食材の買い過ぎを防ぐこともできます。
冷蔵庫の奥で腐らせてしまうロスも減り、自然と食費の節約にもつながります。

節約というと「我慢」というイメージがつきものですが、断捨離は不思議と気持ちが軽くなるのが魅力です。
物を手放すたびに「こんなに必要なかったんだ」と実感し、部屋が整うことで気持ちまでスッキリ!
心に余裕が生まれると、無駄なストレス買いも減っていきます。

物価高の今、「買わないという節約」も必要ですが、断捨離をすることで、「買うものを最小限にできる」という工夫も必要です。
今ある物を見直して、使っていない物を減らす。
そうすることで家計も気持ちもラクになり、生活そのものが整っていきます。
        
最初から大がかりにやろうとすると疲れて続かないので、時間のある週末にクローゼットをのぞいて「1年以上使っていない物」をひとつ手放すだけでも十分です。
私は1年以上、着ていない服は一度クローゼットから取り出し、別の場所に置き、また一年後にその服を見返し、もう着ないな~と思えば、リサイクルショップに持って行くようにしています。
たまに、1年前に捨てようと思っていた服を引っ張り出し、着ることもありますが…(笑)そういうことを続けるうちに、財布と心の両方にゆとりが生まれていくのを実感できるはずです。

物価が高くても、“暮らしを軽くする工夫”で家計は守れる
断捨離もその一つなのだと私は思います。