シニア割を本当の意味で役立てるには…

皆様、こんにちは！
iyouコンサルオフィス広島の中岡です。

毎日暑い日が続きますが、皆さんは夏を楽しんでいますか？

お子さんをお持ちのお母さんは給食に頼れない夏休みがもう少しで終わるのが待ち遠しい頃ではないでしょうか？

私も子供が夏休み中はできる限り子供向けのイベントを見つけては足を運んでいたことを思い出します。

そして子供に手がかからなくなった今ではお得な割引が使える場所や情報を探して、足を運ぶようになりました。

「〇歳以降は映画が割引で観られるんだって～」「電車も安くなるらしいよ～」と、この歳になったからこそ使える「シニア割引」「年齢割引」です。

確かに年齢を重ねると、いろんな場面で割引が用意されていて、ちょっと得した気分になります。

高齢化が進む今、50代以上だと色々なジャンルで使える割引は数多くあります。

地域によって差はあると思いますが、映画館はほぼ60歳以上は割引対象になり、夫婦どちらかが50歳以上 → 2人で2,400円や、イオンシネマでは、55歳以上 → 1,100円などがあります。

そして、多くの公共施設（美術館・博物館・動物園・水族館など）・スポーツ施設（プール・スポーツセンターなど）の利用料金が「65歳以上は子ども料金と同額」や「65歳以上は無料または割引」となっているようです。

さらに全国にはシニア向けプランや宿泊割引を提供する旅館・ホテルも複数あるようで、施設によっては無料送迎までしてくれるというお得な特典も…調べながらワクワクしてきました（笑）

若い頃よりも趣味や旅行を安くに楽しめるのは年齢を重ねて得られる大きなメリットです。

人は誰しも年齢を重ねます。

その過程は「老化」と呼ばれることもありますが、このようなメリットがあるなら、必ずしも悪いことばかりではありませんよね。

むしろ、年齢を重ねたからこそ得られる“特典”になります。

しかし、この“特典”にはその前提に大きな条件があります。

それは「資金があること」です。

映画が安くても、そもそも映画代を出す余裕がなければ行けません。

旅行だって、シニアプランがあるとはいえ、旅費そのものがなければ話になりません。

つまり「老後資金がなければ割引なんて無意味～」ってことなんですよね。

せっかくの“得”も、使えなければ結局“損”になってしまいます。

それに、もう一つ大事なのが“健康”。

いくらお金があっても、体が動かないと出かけられません。

逆に元気でさえいれば、近場の散歩や地域のイベントでも十分に楽しめる。

“体が資産”って、ほんとその通りだと思います。

結局のところ、年齢を重ねることは「体の変化による損」と「社会的に優遇される得」が同時に存在します。

老後の「得」をちゃんと活かせるかどうかは、お金と健康しだい！

両方そろってこそ、シニア割は本当の意味で役立つんです。

だから、少しずつ備えておくのが一番。

貯金もそうですし、体を動かして健康を保つことも大切です。

その準備さえしておけば、割引制度も大いに役立ち、人生後半を彩る強い味方になります。

そして「老化は怖いもの」じゃなくて「楽しみに変えられるもの」になるのではないでしょうか。

最後に一つ、割引の捉え方として「安いから行く！」という選択ではなく「行きたいと思っていたところが安くなっていたから行く！」という選択をしてくださいね。

「安いから行く！」は目に見えない無駄遣いです。

何より満足度が半減します。

割引を上手に使ってやった！ぐらいの感覚で楽しめることをオススメします。