あなたは買い物上手?

20250117-main

皆様、こんにちは!
iyouコンサルオフィス広島の中岡です。
今年も始まりました。本年もよろしくお願い致します。

早速ですが、皆さんは「自分は買い物上手だ!」と思っていらっしゃいますか?

私は年末にスーパーセール!お得なクーポン・タイムセール!と、銘打ったインターネット通販サイトを物色していた際、たまたま欲しかったものが20%オフになっていました。
期間限定でクーポンがついているパターンです。
でも家計管理を生業としている私としては、衝動的に購入もいけないと思い、買うとしても、そのセールが終わる最終日までほんとに欲しいかを考える時間にしようと、その時はひとまずサイトを閉じました。

その後、最終日に「やはり欲しい!」という気持ちも募ったので、よし、買おう!と購入手続きを始めると、なんとクーポン表示がないではありませんかぁ~~!ちょっとぉ~と何度も探しましたが、クーポン枚数が上限に達したのか、私が最終日を間違えていたのかわかりませんが、どちらにせよその企画は終了しておりました。

実際に店舗に洋服を買いに行ったときも、これ欲しいなぁ~と思っていてもすぐ買わず、もう少し考えて欲しかったら買おうと思っていて、気持ちを固めて、帰りにもう一度そのお店にわざわざ戻ったのに「ない!」っていう経験ないですか?

それと同じ現象です…

ですが、家計管理のお手伝いさせて頂いている私のお客様にも「何かを買う選択をする時は考える時間はとても重要なことで、見切り発車で購入することを決めないでくださいね」と、常にお伝えしています。
が、このように、もうその商品を安く買うことができない!ということになると、その選択でよかったのかと思う気持ちもありましたが、今回は「損して得取れ」と思うことにしました。
この一件で「損」はしましたが、先に大きな「得」があると信じて、ポジティブに捉えることにしたのです。

…が、いや待てよ…私は損したのか?

まず、購入はしていないので、損はしていません(笑)
ただ、その商品の価値を考える前に、20%オフの価格を見てしまい、その後、購入しようとしたら20%オフではなかったから「損」と思っているだけで、その表示に踊らされていただけだったのでは…

店頭でも「2個買うと、〇%オフ」や「3個買うと、3個目半額」等の表示価格、よく見かけませんか?
結局、どうせいるものだから…と2個、3個買ってしまうのも、結局その商品の価値を考える前に安い!と思わせる販売側の戦略にまんまと乗せられているということにほかなりません。
前回のコラムのスマホの購入と同じような内容になるかもしれませんが、今回も、安くなっている→早く買わなくては…ではなく

自分のライフスタイルの中に、
①この商品が今必要なものなのか?
②なくては困るものなのか?
③代用できるものはないのか?


等、考えた上で購入するべきか否かを決める必要があります。
「安いものを買う=買い物上手」でもなく「安いもの=悪いもの」「高いもの=良いもの」でもありません。品質に見合った適正な価格かどうかをまず考えることが必要ですね。

そして、購入時期も、物の値段が上がっていくインフレ時期なら「早く」、物の値段が下がる可能性があるデフレ時期なら「待ち」で…等。
全てのタイミングを読み取る力がついて初めて「買い物上手な自分!」になれるのかもしれませんね。